パリ5区、モンジュ通り
パリ5区は市のほぼ中央、セーヌ川の左岸に面しているエリア。
モンジュ通りとその周辺はパリジャンの食卓を豊かにする大切な役割を担っている場所です。
1990年代始め頃、モンジュ通りには6~7軒のパン屋がお店を構えており、1999年にモンジュが123番地に店舗を開くころにはすぐにモンジュ通りはパリでも有数のパン屋街となりました。
モンジュ通りと平行して走るムフタール通りもレストランやカフェ、ワインやチーズ、チョコレート、パン屋、市場などが並ぶ通りです。
「タルト・オ・ポム」コンテストNo1を伝えるFigaro紙
ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュの歴史
モンジュ通りにオープンしたル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュは、パリのパン屋格付けガイドで最高得点、パリのパン屋ガイドでも3つ星を獲得と大変高い評価を受け、平日は1,600人、週末は2,000人が訪れ、1日1,300本ものバゲットが売れる超人気店に成長。
2012年にはFigaro紙の「タルト・オ・ポム」コンテストで20を超えるブーランジュリー、パティスリーの中からモンジュのタルトレット・オ・ポムがNo1に選ばれました。
2012年10月、阪急うめだ本店に日本1号店が、そして2017年4月、銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」に関東1号店をオープン(現在は閉店)。
2019年1月には台湾1号店となる微風南山アトレ店がオープンしました。
パリのお店は閉店しましたが、パンづくりの技術と精神は今も受け継がれています。